人間は二足歩行なので腰痛になりやすいんだとお医者さんはよく言いますが、確かにそうなんですが腰痛にならない人もいます。
腰痛にならない人の特徴として柔軟性がある、体幹機能が高いなどが挙げられます。
腰痛持ちの方は逆に背部、臀部、脚の柔軟性がなく、体幹機能の低下が多いです。
下肢痛(坐骨神経痛など)がない腰痛は椎間板性か筋肉・筋膜、椎間関節の痛みがほとんどで、簡単に見分けることができます。
1ぎっくり腰のように一箇所だけ、もしくは左右で腰が急に痛くなって前屈みの時に痛くなるのが椎間板性のいたみ。
2腰をそった時に一箇所が痛くなる場合は椎間関節のいたみ
3幅広い面積や背筋や臀筋が痛くなるのは筋肉、筋膜性の痛みです。
4股関節や骨盤付近に出る痛みは仙腸関節
いたみの原因が違くても問題となるのは体の柔軟性、体幹機能の低下、間違った姿勢や、間違った体の使い方が痛くなる根本的な原因です。
背骨の動きが悪くて色々なところに負担がかかるケースもありますし、動かなすぎで痛みが出る、動きすぎて痛みもでるので色々痛くなるケースはありますが、どれが原因なのかを把握することが大事です。
とりあえず寝かせて背筋をマッサージしたり電気かけて、温めてもなかなか治らない人は原因を解決していないかもしれません。
マッサージだけで解決する場合は単純に筋肉の疲れが考えられますが、その裏には不良姿勢や、仕事で間違った使いかた、使いすぎ、ケアをしていない、体幹機能が低い、柔軟性がないなどいくらでも悪くなる原因はありますので自分に合ったセルフケアを見つけることが必要です。
腰痛のセルフケアで必要な2つのストレッチと1つの体幹機能のトレーニングのイメージを載せますので腰痛の方はぜひやってみてください。
1臀部のストレッチ (目安は30秒を3〜5セット)最初は10秒ほどでも良い
2ハムストリングスのストレッチ (目安は30秒を3〜5セット)最初は10秒ほどでも良い
3腹圧をあげてインナーマッスルの活性化 (お腹を凹ませる意識で)
痛みが出る場合は無理に行わず優しくゆっくり時間をかけて行うか、原因が違うこともありますのでやらない方がいい場合もありますのでご自分の体に合わせて行ってください。
どこが痛みを出しているのか、どこを治療するとそこがよくなるのか、そこが痛くなる原因は何なのか、それを実際に治療してよくなる。そんないい治療家はなかなか多くはないと思いますが、
私もいい治療家と言われるように日々精進したいと思います。
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