こんにちは。
今日の患者さん施術中に面白い発見がありましたので報告したいと思います。
脊柱管狭窄症でL4/5番の固定術(骨をボルトで固定させて神経の通り道を広げる方法)
をした方なんですが。
新たに足の痛みが出てきていてリハビリに通っています。
ちなみにフライバーグテスト陽性です。
(坐骨神経を最大に伸ばすテスト)
腰椎の固定術を行うと固定したところの上下の椎間板にストレスがかかりやすくなります。
矢印で指しているところに椎間板があるのですが、柔らかい、硬い、柔らかいの順番で挟むと硬いが勝って柔らかい椎間板が痛み始めるということです。(実際の写真ではありません)
これは固定術をしなければいけない人が行ったのでしょうがない結果なんですが、椎間板が痛まないように術後気をつける必要があります。わたしが現在勤めている整形外科も上下の椎間板が痛まないようにリハビリは力を入れています。
というわけで今回の患者さんは椎間板が痛んでしまい、L5/Sの椎間板が潰れ神経の圧迫をしてしまったというわけなんですが、
今までの考えですと手術した周りは金具が入っているのでいじることができなかったのですが、今回私の考察では4\5が止まっていることを逆手に取りSを動かすことによって5\Sの椎間孔を拡大することに成功しました。
椎間孔を拡大すると神経が解放されてフライバーグテストも陰性化することができました。
患者さんは神経を解放するとあったかくなると言ってました。神経の中の血流が回復しあったかくなるんですね。
またまた改善しただけかもしれませんのでデータを集めてシェアしたいと思います。
首腰のヘルニア、腰部脊柱管狭窄症の方はぜひ一度ご相談ください💡
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