ぎっくり腰もいろいろありますが昨日はこんな方がいらっしゃいました。
「腰が痛く、立ち上がる時が痛い」
発生機序は「朝起きたら腰が痛かった」
このようなケースは多いです。
おそらく寝ている姿勢に問題があった、立つ瞬間に変な立ち上がりをした、もしくは寝る前にすでに痛めていて寝ている間に炎症が進行していることが予想されます。
今回の患者さんは腰を前屈みも、そるのも痛いタイプの腰痛でしたが、確認したところ
そる>前屈み
だったので椎間関節かと思いました。
実際に腰椎の動きを見たところ
腰椎が普段から過伸展をしているので椎間関節にかかる痛みは多いんだろうと予想。
腰椎の屈曲位を意識して前屈みの運動を何度かしていくうちに、痛みなく前屈みが可能に。椎間関節の滑走が出たので痛みが取れて立つときの痛みもなくなりひとまずは日常動作には問題なくなりました。
おそらく椎間関節は滑走不全と炎症性のものかと思いますが、そる動きはまだ痛みが出ます。炎症が落ち着いてから多裂筋、椎間関節の滑走性の改善をするとより良くなると思います。
前屈みのエクササイズを続けていただいて炎症が治ってから手技をします。それまでは痛みの出ない体の動かし方や炎症を悪化させない運動を指導してます。
ストレッチやドローイン、体幹トレーニングをすることで腰痛の予防が出来ます。
自分で治せるようにする為に、セルフケアを継続することをお願いしております。
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