今日のリハビリではこんな症例が来ました。
主訴は右膝痛、でドクターの診断では右変化性膝関節症。
膝かと思って膝のマッサージと関節の可動域改善をしていましたが、どうやら膝の痛みは力が入っていないことが原因かもしれないので膝の筋力評価をしてみたところ、
やはり四頭筋が4-/4+(右がやや弱い)で左右差がありましたので、腰からの神経症状が疑われます。
レントゲンを見てみるとL4の腰椎すべり症があり四頭筋の力が入らないことで膝蓋が牽引できずに脂肪体の繊維化をしてしまい膝痛につながったのではないか。(膝痛の8割は脂肪体由来の痛みと言われています)
膝の可動域獲得、臀部のストレッチによる椎間孔拡大。ドローインで体幹強化、
レッグエクステンションなどでの四頭筋の筋力改善が治療プランとなります。
すべり症自体は治るものではないのでいかに進行させないか、神経症状を出さないかが大切です。
自分の腰を理解しうまく付き合っていくことが大切です。
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